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アニメミライとは、苦しい苦しいと言われる
アニメの制作現場の改善や人材育成により
ジャパニメーションと言われる世界に誇る日本のアニメ業界を盛り上げていこう
という文化庁主催のプロジェクト。

…というものがあるなんて、今回初めて知ったわけなんですが。
なんで知ったかというと、敬愛する恩田尚之監督が作画ではなく、
監督として参加されるというではないですか!!!

恩田尚之監督は、アニメの作画に対する接し方を変えてくれた方。
勿論、他の作画監督も大好きな方はたくさんいるけれど、
これほど自分が惹き込まれる絵を描く方は、恩田さんだけです。


しかも、制作会社はこれまたわたしの大好きなSTUDIO4℃!!
さて、どういう世界を描かれるのか、考えただけでわくわくする!
これは行かないわけにはいかない!!

●『黒の栖-クロノス-』恩田尚之監督スペシャルインタビュー
http://anifav.com/animemirai/20131203_2370.html

というわけで。

2月27日(木)、スペースFS汐留へ、アニメミライ2014の試写に、

そして、3月1日(土)は、六本木のTOHOへ舞台挨拶に。
登壇者は、
今井一暁(『パロルのみらい島』監督)、
渡辺 歩(『大きい1年生と小さな2年生』監督)、
恩田尚之(『黒の栖 ?クロノス-』監督)、
吉浦康裕(『アルモニ』監督)。
(※敬称略)

上映は試写、本上映どちらも下記の順番でした。

1.「パロルのみらい島」(シンエイ動画)
2.「大きい1年生と小さな2年生」(A-1 Pictures)
3.「黒の栖-クロノス-」(Studio4℃)
4.「アルモニ」(ウルトラスーパーピクチャーズ)

結論から言うと、誰が関わってるとかそういうのは一切関係なく、
単純に、本能的に、わたしはクロノスが凄く好きでした。

間に合え、間に合え!って思いながら見てた。
運命ってどうしようもないものなのかもしれないけど、
抗うことは出来るんだよね。後悔したって這い上がればいい。
諦めなければ、明日がちょっと、違う日になるのかもしれない。
そう思った。


物語の構成もシンプルで、キャラクターの心情もわかりやすくて、
でも説明過多なところは決して無くて、
ひとつひとつの表情もシンプルでそれがそのまま伝わってくるのも
すごく良いなって思った。
あと帽子がカラスになる時がカッコいい。

でも、会場やTwitterの反響を見ると、他作品の方が人気みたいだね。
たぶん一番人気のやつ(アルモニ)は、わたしは正直何が良いかわからなかった。
リア充グループと地味グループのリアルな質感とかよりも何よりも、
あのあとはどうなるの?
彼が真実を打ち明けたら、彼らの関係性ってどうなるの?
そこまでうまくいくとは思えない。
所詮、童貞がクラスで可愛い女子と共通点を持ったことによって親しくなる、
だけ、というか。
会話劇、と言うけど、会話劇ならもっと良いものはある。と思ってしまう…
それこそ、レザボア・ドッグスとか。
…まぁ比較対象がちょっと違うけど…

あとの他二作(パロルのみらい島」と「大きい1年生と小さな2年生」)は
完全に趣向が違う。
夢があって、子供が見てわくわくしそうな物語。絵柄も含め。
原点回帰、という意味では納得。
ただ、わたしが4℃が好きな理由は、栄子女史が
「子供向けではないアニメーションを作りたかった」
と言っていたことに尽きるから。
=要するに、子供向けのアニメは嫌いなんです。
そこは完全に嗜好の問題だね。だからなんとも言えない。


やっぱり、クロノスが良かった。
「運命なんて変えられない」って固定概念に囚われるのは人間当たり前で、
でもそこを打ち破るための葛藤も感じたし、ラストも凄く夢がある。
そう、生きるって夢のあることなんだ。
人間いつかは死ぬけれど、今じゃなくても良い。
昨日より、一つだけいいことがあればそれでいいじゃないか。
なんて思えてきたもの。

ちなみに、下記の記事、とてもわかりやすいのでぜひご参照を。
さすが東洋経済。
以前わたくしもここと仕事させてもらって物凄い勉強させて頂いた。
たぶん最初の仕事がここじゃなかったかな。マジで鍛えられたね。

●アニメミライ2014がアニメ界を変える??
http://toyokeizai.net/articles/-/31925

あと、こちらは関係者向けの試写レポート。
栄子女史が物凄い素敵なことを仰っていて、感動。

●Gigazine試写会レポート
http://gigazine.net/news/20140217-animemirai-2014/

でも、繰り返しとなるけど、
わたしは実写が凄く好きで、すごーーーく、テレビっ子だったのに、
もう、ドラマも映画も、バラエティも、あんまり惹き込まれるものが少ない。
凄く寂しいから、凄く探すんです良さそうなのを。でも、やっぱりない。
だからこそ、本当に、
今、クリエーターとして、アニメーションに携わってる方の方が、
面白いな凄いな楽しみだなって、純粋に思う。
もっと色んな人の作品を、こだわりや先入観なんて関係なく、観てみたいと思う。
だって絶対に面白いものがあるはずだから。
今のアニメには。

アニメジャパンで販売していたBlu-rayも買ってきたよ。


あ!あと大事なこと書き忘れてた!!!
松岡禎丞って声優さん、生で初めて見たんだけど、なんという不思議な人なんだ…
知ってはいたけど随所でそんな場面に出くわしていたから…
でも、生でみると…
凄いぞ、あれは凄いぞ。アツいぞ。超面白いぞ。
よっぴーがうまくまとめてくれたから良かったけど
あれツッコミいなかったら大事件だよ。
でもそれはそれで良いかもしれない。
いやぁあの人、すげーーー面白い。超好きになった。

よっぴーのラジオに出演した際のつぐつぐ。
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はらいそ
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東京都出身。現在は都内某歓楽街の横にひっそり住んでます。
好きなものはメジャーカルチャーとサブカルチャーの狭間にたたずむもの。
偽善はきらい。そして散財家です。

ブログのタイトルはTHE BOOMのアルバムにも入っていない曲から。
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