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GOD? OUR NATION? YOU? OR ME?
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3日目、最終日です。
宿をチェックアウトして京大に寄って、
そのあと向かった先は銀閣寺。
銀閣寺はわりと好きなんだよね・・・でも結構来てない、いつぶりかな?



そしてそのあとは金閣寺。


フォトジェニック!!
修学旅行生だらけで身動きがとれなかったぐらい混みすぎてた。

てゆうかつくづくこのJR東海のCMの偉大さに気づくよ・・・
東京に住んでいて良かった。
(※JR東海のCMなので関西より向こうは見れない。
  このCMの話を関西人にするとポカンとされるのはもはや通例)
そして、「そうだ、京都行こう」って思って行って良かった。
最近は広告も不振だしわたし自身広告(業界)はあんまり好きではないんだけど、
やっぱり良きものは良い。



そして3日間歩きづめなのでもはや足腰が限界。
日ごろいかに運動不足かということです。
右腰がありえないくらい痛くてどうしようもないので、
五条のマッサージ屋さんに行く。
 
「ちょっと酷過ぎる」
と言われる・・・・・ううむ。

でもおかげさまでなんとか持ちこたえ、
祇園のみよしやに並んでみたらし団子を買って、帰路へ。


ここのお団子、本気で本気で美味しすぎる!!
八坂神社の目の前です。並んでると続々と人がタクシーで乗り付けやってくる。


1本90円でこの幸せが買えるなんて!!
ほんと京都の美味しいもんは尽きないなぁ~。

今度は紅葉の時期か桜の時期に来たいなぁ。
三十三間堂がオススメらしいのでそこも行きたい。
あと京都の若者と天一と王将の話題で盛り上がったんだけど、
四条大宮の王将は1号店で味も美味いとオシャレ青年が言う。
王将は店ごとに味違うじゃない、
で、わたしはY本の人にNGK(なんばグランド花月)近くの王将が日本一だと
連れてってもらったことがあるんだけど、
それ以上に美味しいと言う。
ので、次回はマストで訪れることにする。
う~、早く聞けば良かったよ~!!
ホント京都は来れば来るほど魅力が増します。日本人でよかった!!
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結局ディープな新撰組ツアーになってしまい反省。
もう夕方になってしまったので、南禅寺に移動です。
空気が気持ちいい!


ちなみに・・・南禅寺も実は新撰組ゆかりです。
宮部鼎蔵の下僕の忠蔵が、池田屋事件前の6月1日、新選組に捕縛され、
南禅寺山門に生き晒しにされたというエピソード。
結局血なまぐさい。


ちなみにるろ剣とかけいおん!とかのゆかりでもある南禅寺。
無駄に若者の観光客が多いのはそういうことなのかな・・・?


さて、夕ご飯!
順正で湯豆腐をいただきます!!


素敵な日本庭園を通り、奥のお座敷へ案内される。


湯豆腐~~~!!!

お豆腐でおなかいっぱいになるもんかな?と思ってたけど
わりとなりました。
極楽、極楽。
壬生のあとはお西さん、これわたしの鉄板ルート。
ということで西本願寺です。



でかいね~立派だね~。あとここは拝観料が無料なので好きです。笑


太鼓楼。新撰組はこちらを主に使っていたようですね。

というか、西本願寺はまーーーーーー新撰組が大嫌い。
というかお寺さんで新撰組が好きなところはないだろう。あと京都の人も。
あまりに傍若無人なので
最後には西本願寺が全部お金を出して新撰組の要望通りの豪邸を作って
移ってもらった(というか追い出した)というのだから、よほどだったんだろうね。
追い出した時、お西さんは「喜び限りなし」と言ってるのが面白い。



山南さんは西本願寺への引っ越しに反対したけど、
土方さんはお寺のシステムをうまく活用しようと目論んだ。
土方さんはつくづくあくどいというか悪知恵の働く人だったんだなぁと思う。
頭が良い。


さてさすがに島原に行くのはやめよう、と思いつつ、
以前からちょっと気になっていた新撰組記念館を訪れることにしました。
ここは一般の方が運営されている資料館。
とにかく膨大な資料がそこかしこと積まれています。汚い!(笑)圧巻!


館長にふと、
「あの、近藤、土方、沖田以外の隊士・・
 特に平隊士の素性ってわからないんでしょうか。
 出来る限りミーハーなものは避けたいんですけど」
と質問したのがきっかけ、その後しばし新撰組ディープ談義となる。
その場に居合わせた女性のお客様は茫然。
たぶんキラキラとした新撰組を想定していたのだろう、
かなりきわどい、差別用語連発の我々の話にあっけにとられていた。

しかし、わたしの仮説が初めて認められた、しかもずっと新撰組を調べている方に。
実に有難く有意義な時間だった。
「そういう視点で新撰組を見ている人は初めて会った。
 ぜひ文章を書くと良い」
と仰っていただいたけど、文才がないので・・・

ただ、来年の大河の次に構えている大河は、なかなかに面白そう。
(言って良いものかわからないのでお口チャック)
それまでにわたしもいくらか自分の考察をまとめられたらなぁと思う。

ちなみに、坂本竜馬のお墓近くの幕末資料を扱った霊山歴史館はどうなんですか、
と聞いたら、
「ああ、あそこは大したことない。観光でもしたほうがよっぽど良い」
と切り捨てられる(笑
なんでも、まったく「こだわり」がない人たちばかりが運営しているそうで。
展示もだから薄っぺらいし、無駄にミーハー。
「だけどそういうほうが人が入るんだな」
と悲しむ館長の気持ちがよくわかる。
そうなんだよ、薄っぺらい、上っ面なほうが商売になる。
本でも、演劇でも、なんでもそう。
「あなたは視点がまったく軽くないし知識もパッチワークじゃないから、
 良い物書きになる」
とまたもやお褒めいただくけど、
館長、ついさっき「パッチワークじゃないと売れない」と仰ったばかりじゃない!
=わたしは売れないってことじゃない!!笑

ま、でも引き続き頑張ります。

ヒーローなカッコイイ新撰組も悪くない。
悪くないけど、まずは史実を知ってからです。
なんでもそう。
良きも悪きも知った上でじゃないと、好きになっても意味がないよね。
今回はいいや、と思ってたけどやっぱり来てしまいました。
はい、壬生でございます。


八木邸。
八木邸とは言わずもがな新撰組の最初の屯所ですね。
いくらか払うと、中を丁寧な解説付きで案内してもらえて、
お菓子も戴けます。(お菓子やさんなので)
芹沢暗殺時についたとされる刀傷が生生しい。
んですが、今回は拝観させていただくのはやめました。
そんなに何度も行ったところでね・・・


前川邸。こちらも八木邸とあわせて屯所となっていたところですね。
ここでは山南さんがハラキリをしました。
新撰組ゆかりの場所はイチイチ人が死んでるので痛々しい。
前川邸は一般公開はしてません。
休日はお土産屋さんが出るというのだけど、
わたし休日に訪れたことがないのでわからない。


壬生寺。
沖田が子どもとよく遊んでいたという境内。


壬生塚。


新撰組ファンのためのノートが置いてあります。
パラパラとめくると、主に女の子たちのかなりミーハーなメッセージがたくさん。
アニメ絵もわんさか。
・・・・・・・・・・・・。


局長!!!


芹沢鴨のお墓。
お酒が大好きだったこともあり、お酒がお供えしてあります。

芹沢さんは・・・どういう気持ちでここにいるのかな。

お葬式の時なんて、近藤さんはいけしゃあしゃあと「無念です」とあいさつし、
「この大事な時に・・・長州の仕業か」
「新撰組一生の不覚、雨で物音にも気付かなかった」などと
『みんな知ってるのに知らないふり』のおままごとが成されたというのだから。

新撰組は多くの隊士が死んでるけど、
そのほとんどは戦いで敗れたとかそういうのではなく、
組内での殺し合いと局中法度破りor面子のための切腹なんですよね。
新撰組の読み物はほとんどがヒーロー扱いだけど、
史実を知れば知る程、単なる血なまぐさい人斬り野郎だということがわかる。

なんて考えていたら、近藤局長の像の横にある絵馬に、
こんなものが。

 
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。

さっきのノートもそうだけど。
痛い!!!痛いよ。てゆうかTPOを考えなさいよ。
わたしも薄桜鬼は大好きだけど!!
でもここに居る新撰組と、薄桜鬼のそれはまったくの別物。
というか、一般の方の目に触れるのに・・・どうしてこんな絵が描けよう。

まぁ、いいけどね・・・・いいけどさ・・・・・
(てゆうか皆さんかなりお上手です)


昼食は志る幸です。
せっかくの京都、美味しいものを食べたい!!
池波正太郎で有名なお店ならハズさないだろうということで
楽しみにしていました。

利久弁当。

白みそのお味噌汁(具はいろいろ選べるけどシンプルにお豆腐にしました)、
かやくごはん、お肉、お魚、湯葉、たまご、青菜の酢みそあえ、おつけもの、
・・・だと思う。
とにかく、全部が美味しかった・・・・!
美味しすぎて普段やかましいわたしが黙ってしまった。
(あ、写真は拾いものです。写真だとお魚はお刺身ですが、焼いてありました。
 この焼き加減と味がまた絶妙で・・・!!)
もう、なんて表現していいかわからんな。
栗田さん(@美味しんぼ)にこの美味しさを代弁してもらいたいです。

至福の気分で店を出ると、ふと・・・・

ん、ん、ん??
「古高俊太郎邸跡」という看板が・・・・

古高俊太郎・・・・?
って、池田屋事件のきっかけとなったあの勤王志士か!!?

註)元治元年(1864年)6月5日。
尊攘派の宮部鼎蔵(肥後藩士)の潜伏先を探すために、
新撰組は四条小橋の薪炭商・升屋喜右衛門宅を急襲し、
喜右衛門を拷問にかける。
すると、喜右衛門、本名・古高俊太郎は、
「御所を焼き討ちし左幕派公家の中川宮を捕え松平容保を惨殺し、
 八一八の政変の仇を討つ作戦が進行中だ。
 今、長州、土佐、肥後の浪士は京に多く潜伏している」
と口を割ったのだ。
これを受けて同夜大捜索となり、池田屋事件となる。

またもや勉強不足が露呈!!
しかし、まさか単に「うまいものが食いたい」と選んだお店が、
新撰組ゆかりの舞台だったとは・・・・!!

1日目の黒谷さんといい、なんだか新撰組ヅイてます。
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東京都出身。現在は都内某歓楽街の横にひっそり住んでます。
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偽善はきらい。そして散財家です。

ブログのタイトルはTHE BOOMのアルバムにも入っていない曲から。
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