GOD? OUR NATION? YOU? OR ME?
ミュージカルは苦手なんです。
ウェストサイドストーリーだけ別格に大好きなんだけど、あれはほんと別格で。
理由はタモリさんの意見と同じで、突然歌い出すのとかどうもダメで。
でも、美輪さんとか、
四季みたいなセンスないミュージカルばっかり見てちゃダメって言っていたし、
そもそも本物を見ずに嫌いだ嫌いだ言うのもなと思い、
ブロードウェイへ行き毎日チケッツに並びミュージカルを見たこともある。大学の時ね。
で、思った。
「やっぱりミュージカルが嫌い」
・・・でもそんなわたしが初めてミュージカルって面白い!って思ったのが
V6・坂本昌行さん主演の「BOY FROM OZ」というミュージカルだったんです。
とにかく間合いが小気味良くて、「唐突感」も「こっ恥ずかしさ」もまったくなく、
もちろん歌も良いし、ダンスも良いし。
主演の坂本くんも、とにかく上手でカッコ良かったので、
それ以来、坂本くんの舞台だけはわりと毎回行ってて。
というわけで今回も青山劇場へ。
MY ONE AND ONLYです。3月12日(月)ソワレ。
いやーでも、期待とは裏腹に、しんどかった!
演出がビル・バーンズと知り、幕間で帰りたくなった。
前、プロデューサーズという、
これもトニー賞を取った人気ミュージカルの演出と振りをされてたのだけど、
これが本当に微妙でね・・・
有名な方なのかもしれない、スゴイ人なのかもしれない、
でもわたしはどーうもこの方のセンスが好きではない。
今回も、一言でいえば何も抑揚がなく。
振りも下品(?いや、下品なわけではないんだけど・・・なんだろう)だし、
せっかくの(本作の見どころである)タップも、楽しさが全く感じられない。
まぁ、タップ自体は、演者の力量もあるのかもしれないけど・・・
演者さんは皆さんお上手だったので、余計残念でした。
あ、でも坂本くんの「外人っぽい」セリフ回しは気になった。
ああいうセリフ回しの人わりと多いけどさ、ミュージカルじゃ特に。
でも外国の戯曲だからって外人みたいな間合いの取り方にする必要性って
どこまであるんだろう?
他の人はそんなに不自然じゃなかったので、
坂本くんもあんなに誇張する必要ないんじゃないかな。
はあ・・・ミュージカルってやっぱりわたしには合わないのかなぁ・・・
PR
この記事にコメントする