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GOD? OUR NATION? YOU? OR ME?
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『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』のブルーレイ&DVD発売を記念して、
新宿バルト9で、STUDIO4℃製作のアニメ4本をオールナイトで上映するという
イベントがございまして、もちろん!行ってまいりました!!!

何度も言っているけど、わたしはハタチ過ぎるまで全然アニメに興味がなくて、
映像に関して言えば、ドラマ、バラエティ、映画(主に邦画)ばっかりで、
だから仕事を選ぶ時も、アニメはまったく選択肢になかった。

でも、初めて、アニメを映画館で見て「すごい!」って思ったのが鉄コン筋クリート。
初めて、アニメDVDを購入したのも鉄コン筋クリート。
原作独特の世界観が、映像になって動くと、こういう風になるんだって、
すごい感銘を受けた。

だから、ベルセルクが映画化するって聞いたとき、製作が4℃って聞いて、
ほんとうに嬉しかったし心から期待した。
しかも、グリフィスが櫻井さんでしょ。運命だと思った。笑

そして、去年、そんな映画ベルセルクを見て、
想像をはるかに超えるクオリティ、絵だけでここまでやれるのかと、
さらに絵が動いて演技するということの面白さ、凄さを教えてもらった。

アニメはここ数年たくさん見ているし、本当に面白いものが多いけど、
自分の中での一番上のレベルで「すごい」と思ったのは、
鉄コンとベルセルクのみで、そのどちらもが4℃の作品。
これは、4℃プロデューサーの田中さんにもお伝えしたのだけど、
だから、わたしにとって、4℃の作品ってのはすごく信頼できるし、特別なのです。

作品の上映の前には、ベルセルクの窪岡俊之監督、
鉄コン筋クリートのマイケル・アリアス監督、田中栄子氏、
あと、なぜか杉作J太郎さんと、司会はよっぴー、
という異常に豪華な面々でのトークショーが行われました。

STUDIO4℃は、ジブリで、トトロとかのラインプロデューサーをしてた田中さんと、
大友克洋軍団(スチームボーイとか、マインドゲームの森本晃司さん等)が中心となって、
「大人向けのアニメ」を「世界に向けて」作ってきた会社だと聞いて、
自分が何故こんなに4℃の作品を好きなのかがすごく納得できた。
子供の頃から子供向けのアニメが苦手だったし、
萌え系にも、女の子向けのイケメンハーレム系についてもまったく興味がない。
実験的で革新的で重厚な世界をじっくり作っていこうというこだわりがあるからこそ、
わたしは魅力をこんなにも感じているのだな、と思った。

窪岡監督も、4℃について、
「とがった作品を作っている会社というイメージがある。
 実際、スタッフの粘りがすごく、こちらがついていくのが大変なほど。
 自分が時間の制約の関係で諦めた部分も、
 自分の知らないところで、スタッフが勝手に(より良いものを作ろうと)直していたりする」
と言っていて、
マイケルアリアス監督も
「実験的で、面白いものを作ろうという気持ちがすごい」
と。
制作スタッフの意識がすごいんだろうなぁ。
いやぁ、現場は・・・・・・・大変そうだね。苦笑(ヽ'ω`)

田中さんが、「海外に比べ、日本は自由なんです」と言っていてナルホドと思った。
日本は考えたら、色々本当に規制がないよね。
人種問題も宗教問題も関係ないし。
日本はクリエイティブ環境として、とても恵まれている島なんだな。


さて、トークショーが終わると、ベルセルクPartⅢ~降臨~の上映。
いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、
何度見ても・・・・・きっつい。肉体的にも精神的にも持ってかれるね・・・・・
悪夢。
これ以上の悪夢はない。
しかも、それをあんなに圧倒的な映像で見せ付けられるのだから。

ちなみに、ベルセルクの効果音は全部リアルに録音したらしい。
甲冑がガシャガシャいうのも剣がぶつかり合うのも全部、生音。
どういうことよそれ!???
どんだけ手間がかかってるんだよ・・・・・ホントすごい。


お次は鉄コン筋クリートです。
懐かしいなぁ。もう7年前だって。
マイケルアリアス監督は鉄コンはもうずっとアニメ化したいと思っていたのだって。
曰く、
「音もすごくこだわってる。音楽だけで世界が成り立つように作っているし、
 役者さんの演技も素晴らしい。
 そこについてはあんまり言われないんだけど、是非注目してほしい」とのこと。
役者さんの芝居は、凄いよ。
みんなすごいけど、やっぱり二宮はうまいよ。天才。
あれだけ良い芝居してるのに、あの人、
「アテレコに慣れてなくて、言われたこと以上のことができてなかった」
って反省してるんだから。
本来であればあれ以上を持ってこれるってことでしょ?
ほんと・・・アイツどんだけなんだよ。


お次は、マインド・ゲーム。
実写との融合も、独特の世界観もすごいな、とは思いつつ、
わたしは大阪モノが本当に苦手なんだな、と痛感したね。
関西弁も、関西のノリ(笑い)も、あと吉本芸人も嫌いだ。
おかげで、少しノりきれませんでした。


最後は、MEMORIES。
これはね、本当に見たかったやつなの!!!
でもって、すんごかった。すんごかった!!!いやぁ、これはすごい!
特に「彼女の想いで」は大好きだなぁ。
(3つの作品からなるオムニバスなのです)
未来の、宇宙にある、謎の遭難船で、過去に囚われた女性を描いた作品。
千年女優とかパプリカの今敏さんが脚本で、さらにびっくり!!
豪華・・・・・
他2作品も面白かった。
本当に、尖ってるし、こういうことをやっている、やれている、しかも20年前に!
そういう日本ってすごい。誇りに思うし、
これからも、作っていくべきだし、
作っていこう、っていう気持ちを、クリエイターは持っていなきゃいけないよね。

ちなみに、これはフィルム時代の作品だから、
今のようにデジタルでパパッとというわけにはいかなくて、
しかもワンカット長回し、なんてのをやったから、
(おそらく「大砲の街」のことだと思われる)
体育館を借りて、一週間くらい延々と床に1ミリの狂いもなく絵を並べて、
そして撮影して、ってやって、全部で三週間くらい掛けたって言ってて、
仰天。もう、ほんと仰天。
しかもそれで途中ミスったらまた一からやり直し。
すごい・・・・・・・すごい労力・・・・・・・・



わたしは結局クリエイターにはなれない。
制作をしていても、目の前のことでていっぱいで、
新しいことに憧れはあったとしても、
困難なことより、一分でも多く眠りたい、って思ってしまうような人間だから、
現場にいるべきじゃないって本当に思うのね。
こういう人間は、絶対に「生み出す」場所にいちゃいけない人間なんだよ。

だからこそ、今回見た作品の裏側を垣間見て余計に尊敬するし、
何より、作品が絶対的に面白くて。
本当に、すごいです。


なお、今回の上映は、フィルム作品はきちんとフィルムで、映写機を使った上映でした。
(鉄コン以降は全部フィルム)
今はもう、映写機自体がほとんどなくて、どこの映画館もデジタル化されていて、
そういう場合、フィルム作品はブルーレイを大画面で映すしかないんだそうです。
でも、今回はフィルムの味を体感できて。
もうそういうチャンスもなかなかない時代になってきたからこそ、
そんなところも、嬉しい要素のひとつでした。


あと、トークショーの終わりに、抽選会があって。
クジ運が皆無のわたしはもちろん何も当たらなかったけど、
隣の席のお兄さんが、鉄コンのフィルムが入っていたケースをゲットしていて!!
超羨ましいので、見せていただいちゃいました。

お兄さん快く見せてくれた。ありがとう!


本当に、充実した夜。
晴れ晴れとした気持ちで朝ごはんを食べて、帰宅しました。
本当にこんなイベントをやってくれた4℃に感謝!!!!!!!



ちなみに、来場者プレゼントでベヘリットのお面もらいました。
こわい・・・・きもい・・・・・笑
知ってる?べっちー(ベヘリット)の好物は、チーズなんだよ。(パック談)
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さー!お待ちかねのっっ!!
ベルセルクトーーークショーーーーーーー
あんーーーーーんど
サイン会ーーーーーーーーーーっっっっ!!!!!

出演は、映画「ベルセルク」の窪岡俊之監督、
あとキャラクターデザインで総作画監督の恩田尚之氏、
そして4℃の田中栄子プロデューサー。

進行は田中栄子女史。
ところどころでそのキャラクターは拝見していたけど、
やっぱりやり手なオーラばんばん 笑
監督のおふたりがおっとりされてるので、
田中さんがもうガツガツ仕切る仕切るそして補足をしてくださいます。


もともと一本の話を三部作にする、という話は以前から聞いていたけど、
やはりどこで話を区切るか、というのは難航したようです。
1部を百人斬りまで描いてしまうか、とも思っていたけど…とか。
(尚、現場はそれ合わせで動いてたのでかなりカツカツだったそうで)
でも、わたしはあそこで区切るってすっごいバッチリだと思う。
グリフィスが
「自分にとっての対等な友とは、人の夢にすがったりしない、
 例え自分を敵に回してでも自分の夢をつかもうとする者」
だと言ってるのを聞いて、ガッツはハッとなるわけ。
そっからガッツは「自分は今までどうしてきたのか、これからどうしたいのか」って悩む。
そこがひとつの区切りだと思うから。
あそこで切ったのは凄いなー、とわたしは思うんです。

百人斬りのシーンは、これはブルーレイのコメンタリーでも仰っていたけど、
実は二百人は軽く殺してるとのこと。
ガッツ… おそるべし…!!!
あと、サムソンもほんとは出てくる予定で(勿論)作ってたんだけど、
これは田中さんがバサーーッッと切ったそうです。笑

実は、お客さんとして脚本の大河内一楼先生がいらしてたんです。
(確かに後ろ向いたら居た 笑)
で、急きょ(半ば強引に)大河内さんも登壇。

大河内さんは原作の三浦健太郎先生と会うのを頑なに拒んでいたんですって。
なんでも、原作者に会ってしまうと、情が湧いて、
ああ、ここも入れよう、ここは切れないよな、なんて色々考えてしまうので、
第一に「お客さんに向けてどう魅せるか」ということを考えていたいので、
最後まで会わないでおいたのだそうです。
なるほどなー。
あの映画の構成はやっぱり大河内さんの効力なわけで、
わたしとして、本当に「描くべきところ」「ここはカットしてもなんとかなるところ」
が一寸の狂いもなくがっちり設計されたものすごい完璧な屋台骨だな、
と思ってるので、
そういうやり方をされたからこそなのかぁ、と納得。

逆に、窪岡監督は三浦先生とかなり綿密にやり取りされていたそうで、
たとえばこのシーンでのこのキャラはどういう心境だったのか、
とくにグリフィスの理解しがたい部分はわたしでもかなりあったんだけど、
それとか、すぐ三浦先生に尋ねて、理解する、ってやり方をしていたようです。

わたし、蝕の前後のグリフィスの心情って、わかるようでわかんなかったのね。
だけど、この映画で、「そうか、そういうことか…」ってすごい、納得できた。
それってやっぱり、窪岡監督が三浦先生と入念な認識のすり合せをしてくれたから、
なんだなって思った。

ストーリーは大河内さんが情を持ち込まずしっかりと冷静に構成し、
窪岡さんがそれを描くにあたって三浦さんの真意をきちんと組み込んで表現してくれた。
だからこんなに素晴らしい映画ができたのだなーと。

ちなみに窪岡さん、田中さんに
「監督、グリフィスのことしょーもないやつって言ってましたよね」
と突っ込まれていて、面白かったです。
まー、グリフィスはしょーもねーよな。子供だしな、あいつ。笑


で、田中さんはその話をうけて、
(ウラケンとの関係が深くなっちゃったがために)切れない部分が増えてきたのでは
と、指摘。
田中さんは当初2時間で黄金時代を描く予定が、窪岡さんがデーンって長く作っちゃって、
それを3部に分けて、公開する、ってのがたぶん相当大変だったんだろうね。
この「窪岡さんがえらい長く作った→3部にして公開するはめになった」て話は
なんか結構彼女の口から聞くもの。笑
でも、そこで、3部にしてくれた、ってのが、なんだかんだいって優しいと思うし、
だからこそ、わたしは感銘を受けたんだとも思う。
だって、2時間じゃ、到底描けないもん。

尚、恩田さんも、三浦先生と会っていて、
結構細かく指示されるかな、と思ったけど絵柄に関してはほとんど何も言われなかったと。
唯一「筋肉をちゃんと描いてほしい」みたいなオーダーはあったみたいだけど。
三浦先生、どこかのインタビューで恩田さんの絵をとても気に入っていて、
「今後は恩田さんの絵に影響されると思う」
とか言っていたもんねぇ。
そんでもって、
「アシスタントに来てほしい」とか言われていたと田中さんが暴露!笑
だめ、だめだよウラケンっっ!!笑
恩田さんたたでさえ超忙しいのにあの物凄い熱量の原稿のアシスタントに行っちゃったら
死んじゃうよ!!笑
でも、恩田さんがアシスタントになったら、すっごい戦力になるよね。笑

そういや恩田さんは、
資料も何も見ずに、下書きやあたりもとらずに、
変なパーツ(たとえば耳とか、その時描きたいとこ)からささっと絵を描くんだそうです。
すげえええええ!!!!!!
曰く、「その方が早いんですよ、効率的なんです」なんて仰ってたけど、
それ、ふつうは出来ないでしょう?
机にはほとんど資料もなかったらしい。
飲みかけのコーヒーはたくさんあったみたいだけど。笑
(そして四季関係なく仕事机に向かっているため、
 置きっぱなしのコーヒーが腐り始めると、「ん?…夏か…」
 …って、うわあああああお疲れさまですううう!!!(つд⊂))

ちなみに、三浦健太郎=ガッツ、って感じらしいです。
グリフィスの部分も勿論持ってるけど、ガッツそのもの、という感じみたい。
かっこいいなぁ…でも、苦しいなぁガッツだもんなぁ… 
がんばれ、ウラケン…!!


あ、ウラケン話でもういっこ。
三浦先生は声優に超詳しいようで、
相っっ当疎い(大河内さん曰く「知らなすぎ」 笑)4℃スタッフより全然詳しくて、
キャステイングについて、
このキャラはこういう系統の声の方を、という指示があったそうです。
オーディションの時もいらしていたんだものね。
ガッツについては一発で決まったってのは今までも聞いてるけども。
その時「ああ、(体の大きい人は)こもるんですね」って言ったって話、凄い覚えてる。
ガッツは声がこもってるイメージだったんだなぁ。
ちなみにガッツのオーディションに
声優じゃない岩永さんを持ってきたのは4℃のデスクの方だそうです。
なんという偉業を!!
わたし的に今回のキャスト、どれもこれもハズレがなくて、
そういう意味でも、三浦先生の指示ってすごい生きてるのかなーと思うし、
わたしの認識が、ウラケンと一緒だったというのがまた、嬉しい。
ちなみに、ピピンとピピンの声優さんが似ている、何かそこに秘話があるんでしょうか?
と言うような(熱いファン。あの人アツかった)の質問に、
力強く「顔が似ていれば声が似ているというのはあると思います!」と監督。
これは櫻井孝宏も言っていたよね、
骨格や体格から声を出すから、(ヒョロヒョロした)俺がガッツっていうのは、
声優として技術的には勿論演じられるし声もそういう感じで出せるけど、
結果的に不自然なんだ、って。
なるほどなー。もう、なるほどなー、ばっかだよ。

映画やってて良かったことは?
って質問に、監督おふたりとも、「んー…」。
パッと思いつかないぐらい大変だったのね。涙
恩田さんは「あ、でも、海外行けたことっすかね」。
そうだー、ちょうど1ヶ月前くらいに、フランスのジャパンエキスポに行かれてたんだよね!

JAPAN EXPO Sud MARCH 1st-3rd 2013
@PARC CHANOT-MARSEILLE


ジャパンエキスポなんて、わたしでも知ってるぐらいの世界的アニメ祭り!!
こちらが、恩田さんの紹介文。すげー!!

URL:http://www.japan-expo-sud.com/en/invite/naoyuki-onda_311.htm





他にも色々海外のアニメイベントには呼ばれていたんだよね。
やっぱりベルセルクの海外人気は凄いんだな。
でも、監督に行って、ってお願いしても「寒いところはイヤ」笑 って言われて、
監督にはあったかいスペインのアニメイベントに行ってもらったとのこと。
サンフランシスコのコミコンはあったかいとこなのに、
ファンが怖いから 笑 って、仕方なく田中さんが行ったそうです。笑
そういえば、ガッツのコスプレした外人さんと写真に写ってましたね田中さん。 笑
恩田さんもジャパンエキスポのほかにエジンバラのやつにも行った(※寒い)けど、
恩田さん「自分も寒いのは苦手なのに」って言って笑いをさらっていました。

ロケハンは海外に行って、フランスと、スペインと回って。
ほんとはもっと色々見たかったけど、予算の都合で…と監督やんわり田中さんをディスる。笑
ベルサイユ宮殿は見に行ったけど休館日で入れなくて、
窓から覗いて鏡の間を見てきたそうです。金のない学生かよ!!笑

ベルセルクで好きなキャラは、恩田さん即答で、人間体のゾッド。
人外とか筋肉ムキムキとかそういうのが好きだし、描いてて楽しいそうです。
グリフィスとか(美麗なキャラ)は「ウケがいいんで描きますけど」って感じで、
つまんないみたい。笑
とりあえず美形にしとけや、って感じなんだろうな。笑
あ、でも、ガッツはとにかく精神を集中しないと描けなかった、とも。
ガッツはやっぱり、気迫とか、彼が抱えてる気持ち的にも、重いものだものなぁ。

※大阪の映画館にいたゾッドたん。

監督は、黄金時代ならコルカス。
全体的にはファルネーゼ!だそうですひゃっほーい!!!
わたしもファルネーゼ大好きなので!!
ファルネーゼとセルピコの話は、やりたい、と抱負までひゃっほーーーい!!!
断罪編っ、断罪編っっ!!

逆に、シールケはちょっと…って感じみたい。
すかさず田中さんが、監督(アイマスやってるから)そういうの得意なんじゃないの??
なんて聞いてて、「いや、あれは、よそのやつなんで…」なんて濁してたけど、
ベルセルクって、シールケ出てきてから世界観がかなり一転するので、
頭の中でシールケのいる物語を構築するのが難しいじゃないかなーと思う。
そういう意味もあるのかな、なんて個人的には勝手に思いました。

さぁ。
で、
今回のトークショーで一番度肝を抜かれたこと。
それは、

平沢進の曲は、
本来この映画には使えなかった


ということ!!!

映画の主題曲「Aria」について、
「劇場公開の大きな作品になるといろいろ大人の事情が絡むんです。
 ほかの人の方がたくさん曲も売れて、となるんですけど、
 平沢さん以外に打って付けの人はいない」
と起用は窪岡監督たっての希望で、粘りに粘って実現したものだと。
な、なんということでしょう…!!!
発注の仕方もむちゃくちゃで、制作が終わりかけの頃に、
田中さんと監督で勝手にチケット買って平沢のライブに行き、
ゲリラのように楽屋に押しかけ、高校生のような熱いプレゼンをして直談判したという。

このご時世でそんなことを…!!(つд⊂)
よくぞ、よくぞやってくれた!!!!!!!!
だって、平沢進なしに、ベルセルクは成り立たないもの。
本当によくぞ…!!!

さらに窪岡監督は
「エンディングをこうしたいとかあるんですけど、
 大人の事情で知らないところで決まってたりしました。
 これ以上は言えないです」
と劇場公開作ならではの難しさもおっしゃっていて。

恩田さんも、3部ED曲のCDの書き下ろしガッツイラストは、
川畑さんの写真にポーズをあわせて描いたのに、写真が差し替わったと。
また、ED用の絵も使われていないものがあるかのような話ぶりでした。
(ちなみにあの風景は監督が近所を撮影してそれを資料にしたとか)

なんか、楽曲に関してはモロ大人の事情ありまくりな感じですね。
でもね、なんか納得。
3部の18禁versionじゃない、通常版のエンディングに、
わたしは監督の男気を感じていたんです!(勝手に!)
あれ、エンディングのあの曲の部分だけ、カットしてもなんら問題のないつくりじゃん。
要するに、エンディングだけ独立していて、作品には関係のない感じで作ってある。
そう、作品と同期していないのです。
これは、監督の最後の抵抗だな、って思った。
作品の世界観をとにかく守りたいっていう気持ちが伝わってきた。
あのエンディングは、今回の映画で、なんか嬉しくなった瞬間でもあります。

そんなOP曲はとても素晴らしくてスタッフの士気も超アガったらしいのだけど、
最初、90秒で、って発注して、それがあまりにも良くて嬉しくてそのまんま使ったら、
平沢さんは「え、これから本腰で作る予定だったのに」って。笑
これ、平沢師匠舞台挨拶で言っていたね。
サビのない状態の曲をそのまま使うと師匠は思ってなかったみたいだね。
で、もっと長いものにしたいというような話もあったらしいんだけど。
わたしはアレで完璧だったと思うなぁ。
師匠はでも、消化不良なのかも。笑
ちなみにOP曲は4パターンもらったとのこと。
監督が好きなのは最初のバージョン。
「役得ですね」ホントだよ羨ましいよ!!笑

最後に、田中さんが
「このベルセルクのプロジェクト自体
 『全編をアニメ化する』という覚悟をうたっていましたし、
 休みたいですけど企画はまだ動いています」
と続編の可能性を示唆してくれて、もう最高に嬉しい!!!!!!!

後ろではタイバニヒーローショーが大盛り上りして黄色い歓声が凄かったけど、
はあ…もう充実すぎてあっという間の30分?1時間?でした。


さてさて、お待ちかねのサイン会。

アートブックにサインしてもらいましたよん!!!(*´∀`*)
(ホントは1冊にお二人のサインみたいだったけど、
 「恩田さんはこっちにお願いしたくてですね…で、監督は、こっち!」
 ってかなり馴れ馴れしくお願いしましたすみませんすみませんすみません。
 なんか窪岡監督、かわいらしくてつい…苦笑)

サインの数十秒の間に、とにかくわたしが抱いた思いを伝えなければ!と、
もうアニメなんて見ないのに初めて絵が動いて演技する凄さを知りました
あとベルセルクって映像化なんて無理だろうなって思ってたけど全部想像以上でした
だからOVAでもなんでもいいんで絶対続きやってください!
ってのを、楠田枝里子か松野明美か金田朋子か、ってテンションで言ってしまい、
そのあと2日ぐらい凹みました。
もっと…大人の女らしく…感想を言いたかった…
(そのテンションにポカンだった監督の横で恩田さんが「ベタ褒めじゃないですか」
 とフォローしてくださり…ああああすみませんすみませんすみません)
でも、「続編を!」って言ったら、
「やりたいですよ!」とおふたりとも仰ってくださって、もうテンションあがっちゃってさぁ…
恩田さんが「でも死んでるかも」って、
それ、原作が完結しなくて全部終わるのは遠い先すぎて
寿命が持つかなってことですか、
それとも単純に作業的にってことですか 笑
寿命に関して言えばだね、わたしも、死んでるかもしれない。

ああ、それにしても一杯引っ掛けていけばよかった…本当に今思い出しても…
手紙とか書けば良かったのかも。
…今から書こうかな…

あと帰り際、お話中の田中さんを無理やり声をかけ、
またもや松野明美テンションで
「映画作ってくださってありがとうございますもうなんでもいいから続編作ってください!
 あと、アニメ全然見ないんですけど本当に感銘をうけて、でも一回こういうことあったな、
 って思ったら鉄コンだったんです!」
って言ったら「それウチじゃない~」って仰ってくれたのも嬉しかったです。

本当に、その節は失礼なことをして申し訳ありませんでも、どうしても、言いたくて。
伝わったかは、わからないけど。
でも、言わないよりは、言えて良かった。
ちなみに最後、無理やり一緒に写真を撮ってもらいました♡

本当に、一生の記念になりました。
来てよかった来れてよかった。
ベルセルクトークショー&サイン会を開催してくれた
4℃の皆様、ありがとうございます!!!
そして、願わくば、続編を!死ぬまで待ってます!!!!!!!!



昨夜は映画ベルセルク降臨のR18版に行ってきました。
恩田さん(総作画監督の)も「R18は満席か…」なんてつぶやいてらした通り
このR18版、かなりの反響をよんでいるようす。
まぁ、原作を読んでいる人は当然、R15版よりはR18版を見たいよね…
わたしもオールナイトイベント、舞台挨拶の回とそれぞれで
R15版は既に鑑賞していたのだけど、
「映倫問題でなくなくカットした大元のR18版が東京、大阪で限定公開となります!」
というアナウンスが公式のクララさんからあった時はもうひゃっほーい!状態。
やっぱり、フェムトとキャスカのシーンは、より激しい表現で見たい。
あの世界観をあれだけの腕力をかけて描いてくれた監督およびスタッフの方々の熱意も
十分に堪能したい。
(ほんとにあの監督は2時間30分で収めてくれってとこを勝手に5時間超作っちゃったり
 ほんとうに原作に忠実であれ、という精神、
 そしてより良いものを生み出したいという熱意が凄いと思う。
 だからこそ、今回の映画化はあれだけの細部まで徹底したクオリティになったのだな、と)

バルトの土曜21時の回、やっぱり満員御礼でした。びっくりです。
この人達がPartⅠもPartⅡも観てくれていたら
もう少し早く「続編決定!」なんてことになったのでは…
と思うくらいの、人、人、人。
でもそれだけ一見さんも多いんだろうな。
だけど今回は蝕だし、
わかりやすい戦闘シーンや爽やかなシーンがあるわけでもないし
セックスシーンは●姦だし、
そしてフェムトになる際のあの精神世界を初見で実際わかるのだろうか…?
とは思ったけどね…
でもこれを機会に、漫画を読んでくれる人が増えること、
そして続編も見たい!と思ってくれる人が増えると、嬉しい。
それだけの作品です。

前も書いたけど、舞台挨拶の時よっぴーが
「原作を読んでもふわっとしていたグリフィスの心情がすごくわかった」
と言っていたけど、わたしもほんと同意で大きく頷いてしまったのだけど、
やはり今回改めて、「今お前に触れられたら俺は二度と…」って思って、
最後でもガッツがグリフィスを掴まえてしまって、
その触れられてしまったあと、グリフィスが笑みを浮かべ、
「捧げる」
と言うシーン。
くるね…ほんとうに…

「今お前に触れられたら…」ってあとに続く言葉を知っていると
(コミックスには収録されてないので映画ももちろん言ってないのだけど)
余計にこう、くる。
もし良かったら検索してみると良いと思います。
まぁ言っちゃうと「許せなくなる」なんだけどね。←

で、肝心の18禁versionでなにが変わっていたか、というと、
やっぱりエロだよね。
エロが、はい。
まぁ要するには皆様のご想像通りセックス描写が少しだけ鮮明でした。
もう少しクるかなー、とも思ってたのですが、
まぁでもあれ以上やったら日本で上映不可になるね。そりゃいかんわ。
愛のコリーダの二の舞になっちゃ、意味ない 苦笑
本当に、心がぐわっとひねり潰されるような、そんなセックスシーン。
あんな悪夢ってあるんだろうか。
キャスカがまた色っぽくて。
フェムトの目が恐ろしくて。
歯向かうガッツの気持ちが本当に本当に苦しくて。

凄いな…映像で見せ付けられると余計に…
本当に、今回の映画は、全て凄い。本当に。

あと、違いといえば、
ラストのラストの「これは終わりじゃない」っていう言葉がカットでした。
あれは、まぁなくてもいいんだけど、あれがあることで、
やっぱり黄金時代ってのはただの序章に過ぎないっていう認識を相互確認できたし、
なにより「また、続きがあるんだよね…!?」っていう期待感もあったりして…
まぁ、なきゃないでいいんだけどね。

でも、今回の18禁で一番良かったのは、エロよりなにより、
申し訳ないけどラストの川畑要さんのエンディングがなかったこと。
鷺巣さんの荘厳な音楽でクレジットを観てフーっってため息ついた途端
始まるケミストリー。
あれは正直、ぶち壊しです。
別にケミストリーも誰も悪くない。彼も歌上手だし。結局大人の事情ってやつだから。
だけど、やっぱアレはきつい。
でも、ここでも思うんだけど、
PartⅠの時はエンディングのクレジット時にもうAIがガツンときてたけど、
今回は監督の名前が終わって、一旦映画が終わったあとキャナメの歌がはじまるので
これ、監督の最後の抵抗だなぁ…と思う。
完全に区切ってわけたことで、本編自体には影響がないから。
窪岡監督は、いろいろ攻めていて、えらいなと思うし、嬉しいなと思う。

この18禁はDVDにはならないとのこと。(現時点では)
なので、ぜひこの機会に観てみるのもいいと思います。
壮絶な最後。ここまでしっかりと「悪夢」を描いた映画は今ないと思います。
映画史に残るぐらいだとわたしは思う。

そして、この心意気を持った監督、スタッフ、キャストの方で、
断罪編を作っていただきたいと、切に願います。

素晴らしい作品を、ありがとうございます。


ついに、映画『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』、公開となりました。
公開初日が2月1日(金)だったので、
今回の舞台挨拶は初日、ではなく公開翌日の2日(土)です。

この日はダイナミックに寝坊いたしまして
初回の上映に間に合わないというていたらく。
急いで行ったものの、でもまぁ本編は先日のオールナイトでも見ていたし、
舞台挨拶は上映後だし舞台挨拶が始まるタイミングで場内に入ればいいか、
とバルト9で開催されている「カフェ・ド・蝕」でお茶。


テーブルがカオスです。

周りはゴーバスターズを見に来たであろう家族連れがたくさん・・・・・
小さい子どもが、普通に贄に囲まれている・・・・・カオスです。
ちなみに、飲んでるのは「覇王の卵 ベヘリットの叫び」です。ただの紅茶です。

さて、スタッフの方に協力いただいて、無事潜入ミッションをクリア、舞台挨拶スタンバイ。
毎度毎度ではありますが、とても良い席を用意していただいたので
これで、こんなに間近で、ヒラサワを!!!!!!!!!
とテンションが徐々にアップ。

そして司会のよっぴーが登場。
「実は昨日自転車で転びまして腕を骨折しまして、ベルセルクに腕を捧げる結果に」
とまずつかみのひと笑い。

そして、ついに・・・・・・・

平沢進キタ――(゚∀゚)――!!

やっぱり、ベルセルクと言えば、師匠。
師匠の音楽はベルセルクの世界観には欠かせない。

嬉しくてキラキラ目を輝かせて若干身を乗り出して師匠に拍手を送っていたら
(もう監督、出演者の方ほぼそっちのけ)
櫻井さんと目が合い、「…?」という顔をされました。だってさ!

壮絶な収録エピソードを話されるキャストの皆様。
やっぱり、演じるということはその役の気持ちを追っていかなければいけないわけで
そしたら精神状態もそりゃあ追い込まれるよなぁ・・・・・
そんな中、ゾッド役の三宅さんは、精神的にというか、
髑髏のおっさん役の大塚明夫さんというものすごい大ベテランとの収録にビビり、
スタジオには1時間以上早く着いていたのに近くの喫茶店に入り
エスプレッソとチーズケーキを食べて心を落ち着かせた、
という外見にもゾッドにも似つかわしくないエピソードを話していました。
ま、明夫さんだもんね・・・
(でも髑髏のおっさんが明夫さんって、ほんとドンピシャだなぁって思う)

師匠は、
ニコ生の企画に鷹の団のキャストが参加したから
「仕返しにきました」
とか、
「皆さんは何年もかけて作られてこられましたが、わたしの作業は1回。」
とか、
ほんとうに素敵。
そして「わたしの音楽は1ベルです」と。
=鷺巣さんの音楽が荘厳だから、
それにあわせて始まる物語の幕開けにふさわしい1ベルだと、2ベル
になればいいな、みたいなことをおっしゃっていました。
とにかく、ほんとうに素敵!!!!!!!!
なんて可愛いんだ、なんて可愛んだあのおじさんは!!!

はああ、来た甲斐があったよ・・・何度か目も合いましたしね・・・感無量。

本編の感想は、ちょっと長くなるので別途書きます。
ちなみに、舞台挨拶袖からの光景はこちら。



でも、
ベルセルクサーガプロジェクトは今動いてる
という監督の言葉がほんとうに嬉しかった。
期待してしまいます。
ぜひ、ぜひ実現を心待ちにしています。
いくらでも待ちます!
5年でも10年でも待つから、絶対同じスタッフ、同じキャストで。



そのあと、実はメイキングオブベルセルク(プロ向けの映像講座)を
受講しに行こうと思ってたんだけど、
パンフレット買うのに並んでたら完全に間に合わなくなってしまったので、
諦めて近くの喫茶店で、
ゾッドにあやかって、コーヒーとチーズケーキ。
そしてパンフレットを熟読。
はぁ、どこを切っても、凄い映画だな・・・ほんと。



なお、櫻井さんは恥ずかしくてあんま見れなかったです。
もう近すぎるよ。恥ずかしいぐらいやばいぐらい近いよ!
いつもいつも、ありがとうございますほんとに・・・!


「ベルセルク 黄金時代篇III 降臨」の公開を記念して
中野ブロードウェイ内にあるpixiv Zingaroで開催されている
「ベルセルク 黄金時代篇」展に行ってきました!!


「ベルセルク」のキャラクターデザイン・総作画監督の恩田尚之氏による原画や、
STUDIO4℃による美術設定や絵コンテなどをはじめ、
原寸大の"ドラゴンころし"など「ベルセルク」の世界を堪能できる作品が展示されています。
(公式サイトの紹介文ママ 笑)




この、下のやつは、
ドルドレイ攻略時、コルカスが十字を切るシーンのそれだと思われる。
(この映画は長尺になりすぎて相当カットしたって言ってたから
 もしかしたら他のシーンにも出ていたのかもね。シャルロットも祈るシーンがあるし)

PartⅡのブルーレイのコメンタリーで窪岡監督が、
ベルセルクの世界内での(一般的な)宗教は現実にあるキリスト教とかではなく、
ベルセルク世界での独自の宗教だから、
十字の切り方もオリジナルで考えたって言ってたの。
凝ってるよな~~~。
でもこういう凝り方がほんと嬉しい。

こちらは背景です。背景がまたさぁ・・・またほんと美しいんだ。
美しいし、そして細密でとにかく凄い。


会場中央にはガッツのドラゴンころし。(原寸大)

実はわたしこれ、PartⅠ公開初日にやっていたニコ生の企画で
持たせてもらっております。
重かった。
つーか原寸大ってこれ、三浦健太郎先生が監修とかしてんのやっぱ?

さらに、会場でグッズを3000円以上購入すると、
数量限定で恩田尚之氏などが描いた生原画をランダムでもらえるというので
もれなくげっと。

ぬおおおおおおおこ、これはあれですよ・・・!
シャルロット姫の寝室に忍び込んだのがバレて処刑されているグリフィス・・・!!
なんという幸運!

ちなみに、会場限定受注生産という売り言葉に釣られ、これを注文してしまいました。

あの別れのシーンのパネル。
なんとも言えないよね・・・でもなんとも言えないぐらいこれがまた美しくてさ。
恩田さんの絵はなんでこんなセクシーなのかしら。
届いたら飾るんだ(´∀`*)

さて、あと2週間もしないで、PartⅢの公開です。
とうとう、蝕が待ってる。怖いけど、覚悟してます。
でもそれ以上にこの1年続いたベルセルクイヤーも最後かと思うと、切ない。
この作品わたしホント好きです。
窪岡監督の気持ち、こだわり、そして演出、
恩田さんの描く美しいキャラクターも、
岩瀧さんはじめとする皆さんの超絶なセンス、
そしてベルセルクの世界には欠かせない平沢進の音楽、
すべて、凄いです。
何もハズレがない。
あの壮大で重厚な原作のベルセルクの世界をこれほどまでに映像化できるのは、
この人たちだけだと心底思う。
からこそ、この先を同じ皆さんで映像化して欲しい。
だって、黄金時代はあくまで序章に過ぎないんだから。

くやしいね。
でもいつか、わたしの夢が叶うことを。

とにもかくにも、黄金時代編ラスト、もうすぐです!!
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東京都出身。現在は都内某歓楽街の横にひっそり住んでます。
好きなものはメジャーカルチャーとサブカルチャーの狭間にたたずむもの。
偽善はきらい。そして散財家です。

ブログのタイトルはTHE BOOMのアルバムにも入っていない曲から。
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