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浅草寺の羽子板市に行ってきました。
わたしはその存在すらも知らなかったのだけど、冬の風物詩なのだそうですね。

考えたら浅草は1年ぶり。
以前、仕事でお笑い芸人さんと来たのが最後かな?
浅草といえばスカイツリーが近くだけど、
その時見たスカイツリーよりもう段違いででかくなっていて、
その大きさにびっくり。
ちょっと・・・大きすぎやしないかな、あれ。

日曜ということもあって浅草寺は人がたくさん。
そして、縁日の如く境内にはお店がズラーッと並んでいます。
羽子板は魔除け、厄払いの意味があるんだそうで。
大きなものは立派だし素敵!
最初は見てるだけ、と思ってたんだけどどんどん欲しくなって真剣に品定め。

綿を布でくるんで、さまざまに立体的な絵柄を仕上げげる「押絵」は
江戸時代からの産物で、江戸特有の文化だそうです。
お店ごとに絵柄のスタイルは異なり、
その「型」は代々受け継がれていく大事なもの。
今はプリント(印刷)で大量生産するタイプも出てきてるみたいだけどね。

お店の人に色々話を訊いていると、
こっちの店で、はたまたあっちの店で、三三七拍子が聞こえてくる。
(おそらくそこそこ高価な)羽子板を購入したお客さんには
お店の人がヨーッってやってくれるみたい。
やってほしいな~と思うけど、高いんだ。とにかく。
18号(50センチぐらいかな?)ぐらいだと見栄えも良いんだけど、
大体5万くらいはする。
多くのお店は値段は表示してなくて、お店の人とのやりとりで決めるのだけど、
大体相場はそのくらい。ちょっとサラッとは買えませぬ。

でもでも、

じゃじゃん!弁慶!!
勧進帳の羽子板を買ってしまいました♪
小さいやつです。13号くらいかな?
お店のおじさんは「ホントは2万5000円ぐらいはもらいたいんだけど・・・」
と言っていたのだけど、連れが値切りに値切って(ホントこういうのはお上手)
末広がりの8000円にしていただきました。
おかみさんに「給料から(まけた分は)ひいとくからね!」と言われてる様を見、
ちょっとだけ罪悪感・・・・
いやでもありがとう。

男性柄の羽子板より、女方の羽子板のほうが華やかで可愛かったのだけど、
さらに道成寺ものの女方柄のは、
大特価!5万のものを1万で良い(!)と言ってくれたんだけど、
連れが「道成寺はちょっと」と思いとどまり、
(歌舞伎なんてどれもそういうお話だとは思いますけどもね・・・)
わたしも歌舞伎はそんなに詳しくないのでじゃあ知ってる勧進帳で!
となりました。

日本の文化が素直に素敵と思えるお年頃。
帰りはてんぷらを食べて江戸っ子な一日でございましたとさ。
来年もまた行きたいな。縁起物と伝統文化は大事にしたい。
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プロフィール
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はらいそ
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女性
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東京都出身。現在は都内某歓楽街の横にひっそり住んでます。
好きなものはメジャーカルチャーとサブカルチャーの狭間にたたずむもの。
偽善はきらい。そして散財家です。

ブログのタイトルはTHE BOOMのアルバムにも入っていない曲から。
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