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母と祖母を連れて新歌舞伎座へ行ってまいりましたよ。
ちょうどこけら落とし公演で、海老蔵さんで「助六由縁江戸桜」やってたから
海老蔵で助六は超見たい!!!!!!
って思ったけど時すでに遅し。
1等席(2万)しか空席がなくて、2万×3人分=6万はきっついので、
なくなく諦めました。

なので、外観をさっくり眺め、
風水的に相当よくないと言われる歌舞伎座タワーに移動。

感想。

なんだこれ。

これ建てて何がしたかったんだろう。
歌舞伎座内にあった土産物屋が外に出ただけで、
だけど目新しさもない上に逆に店のラインナップは超微妙になってて何も買うものない。

どこ行ってもムダが多すぎる空間。
導線もわっかりづらくてムダに歩くし、

何よりトイレが少ない!!!!!!!!( ゚д゚ )


完全に顧客層老人なのに。
老人はトイレ重要でしょうよ。あんなにスッカスカならトイレいっぱい作ればいいのに。

上階にあがっても意味のない写真館があったり、
なんで作ったんだろうってゆうなんの意味もない空中庭園があったり。
どうせ庭作るならベンチでも置けばいいのに。
老人はベンチがたくさんあったほうがうれしいでしょ。
それに入ってるカフェもよくわかんない。
あんなカフェ入れるなら、
虎やカフェ入れといてくれた方がよっぽど嬉しいし、銀座っぽいよ。

他にももっと歌舞伎を感じられる展示物や体験コーナーや、
そういうのがあればいいのに、そういうのも殆どなし。

ほんと、なんのために作ったんだろうあれ・・・・・・

あ、でも、歌舞伎座ギャラリーは、すごく面白かったです。



歌舞伎に使う衣装や小物が展示されてて、あんなに近くで見れるなんてめったにないので
じっくり勉強してきました。
一番面白かったのは、書割。
書割の設計図は昔から脈々と受け継がれているもので、
それをもとに、舞台の書割を作っていくのだそうです。
あれを見て思ったのは、本当に、舞台の基礎はすべて歌舞伎なのだなぁと。
ノウハウすべて歌舞伎がやっていることがお手本。
そして、現代どんなに斬新なことをやろうとしたって、歌舞伎がすでにやっていること。
いつの時代の人間が見ても新鮮で楽しめるって凄いんだなとつくづく思った。

舞台の効果音に使う小道具は実際に触らせてもらいました。
貝殻の背をこすってカエルの鳴き声を表現したり、
ウチワにビーズのようなものを付けて、それを鳴らして雨の音にしたり。
解説してくださる係員の人がまたとっても丁寧で上品で親切でした。

心ゆくまで堪能して、あれで入場料、500円だからね。
次の企画展になったらまた行こう。

帰り、お土産に和泉庄のきんつばを買ってきました。
作りたてのもの。

きんつばは江戸時代の中ごろ、京都の清水坂の茶店でうまれたのだそうです。
で、それが刀の鍔(つば)に形が似ていたことから「銀つば」と呼ばれ、
それが江戸に伝わり、縁起のいい「金つば」となったとのこと。

今のきんつばはどこのものも四角だけど、
和泉庄の「いろはきんつば」は、丸くて、まさに鍔。
そして、江戸時代のそれと同じように寒天を使用せず作っているらしい。

かなりでかいです。

ちなみに、味は、そこまで「すげぇおいしい!!!」ってわけでもなかったです。

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はらいそ
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東京都出身。現在は都内某歓楽街の横にひっそり住んでます。
好きなものはメジャーカルチャーとサブカルチャーの狭間にたたずむもの。
偽善はきらい。そして散財家です。

ブログのタイトルはTHE BOOMのアルバムにも入っていない曲から。
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