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GOD? OUR NATION? YOU? OR ME?
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そして秋葉原に着いて約4時間後!!!
ようやく整理券配布です!!!

これもでもまた面倒で、まず設定資料集を買うための整理券を配られ、
その後順々に資料集を購入し、
その後サイン会整理券をもらうというね。

でも、これでやっとサインしてもらえる…!!!
と思うと、ほっε-(´∀`*)ホッ

この時、大体11時半ぐらい。
サイン会は13時からだから、13時に来れば大丈夫なのかな?
もう少し早く来ていないとだめなのかな?というのがわからなかったので
またもやその辺にいた眼鏡くんに聞くと、
「あ、それは僕もわからないんでここで待ってようかと」。

わかんなかったら誰かに聞けよ!!!!!!!!!(##゚Д゚)

と、イラッとしたので、忙しそうなアニメセンターと思われる係りのオジサン
(でもこの人整列時よりわたしにはなんか対応がほかの客に対する感じと
 違ってたので話しかけやすかった)
を捕まえて、「いつ戻ってくればいいんすか?」と聞くと、
「あ、10分前でいっすよ」と。

はーーー、聞かなきゃやっぱわかんないじゃんよ!!(##゚Д゚)

1時間半UDX内で待機しようとしてたさっきの眼鏡くんに、
「10分前でいいらしいよ!」と声をかけ、さっさとUDXをあとにする。

とにかくどこでもいいから早く涼しいところでコーヒーが飲みたい、
計4時間超煙草を吸えてないから早く煙草が吸いたい。
とUDXを降りたところにある、
ヴィ・ド・フランス(大学時代もよく通ったな~)に入り、
本日初のメシ。クロワッサンとアイスコーヒー。
はぁ……五臓六腑に染み渡るカフェインとニコチン…(´∀`)


しばらく放心状態でぼーっと過ごし、
さていざサイン会へ。その前にすっぴんを戦闘モードにしなければならないしな。

化粧室から会場前に行くと、既に待機列が出来ており、
おっ??と思っていたら、
さっきの清楚な女の子がこっちこっち!と手を振ってくれる。
彼女はわたしのちょうど後ろにいたから、整理番号が1つ違いなのよね。
無事列に滑り込み、それきっかけでRDG話を彼女とすることに。
(※ちなみにゆうさんというので以後ゆうさんと呼びます)

キャッキャと騒いでいたらもうすぐサインしてもらえる!ってところまで。
そうすると既にサインしてもらってる男子2人組が、
表紙と裏表紙にしてもらっていて、そのマジックインキを乾かしている!
わたしが「ちょっとそれ良いなぁ見せて見せて!」と言うと、
男子2人はノリよく
「どーぞどーぞ。見栄えで考えるんなら表紙がオススメかな」
と見せてくれて、ゆうさんとわたしでわーどーしよう!!!とまた騒ぐ。

ギリギリまで悩んだ結果、
わたしは表紙に、ゆうさんは背表紙にしてもらうことに。

ちなみにゆうさんはわたしの前だったんだけど、
名前をメル先生が書き間違えててバタバタしてました。
いいなぁ~~~。めったにないようそんなこと。羨ましい!

そしてわたしの番!!!もうドキドキ。
わたし「(サインは)表紙に!お願いしますっっ!」
メル「じゃあ、大きめでいいですか、こんな感じで」
わたし「はいっ!!!(レイアウトを気にされるなんてさすが…!!)」
メル「はい、どうもありがとう」
わたし「わああありがとうございます!!!!!」
そして咄嗟に手を差し出したら、笑顔で握手してくださいました。
ひゃっほーーーーーーいヽ(´▽`)/

ちなみに、メル先生は…メル先生は…マジでイケメンでした。

そして、サインはこれ!!!

じつは、結構乾かしたつもりなんだけど、それでも結構擦れてしまって、
多少サインが滲んでしまっています。
ティッシュで拭いたら綺麗になったけど、
それってようするにはいくら乾いても擦れば落ちるってことだよね…
とゆうさんと不安になる。
他のお客さんは速攻で紙袋とかに入れてたけど、みんな擦れてないのかな。

ゆうさんはとにかく几帳面な方なので、わたしのように擦れさせてはいなかったけど、
わたしの事例を見て、カバーを買わなくちゃ!と言うので、
カバー??わたしも欲しい!どこで買えるの??と聞いたら、
「あ、アニメイト…」
と照れながら言われたので、一緒にUDXの目の前のアニメイトへ。


アニメイトに行くまで、ゆうさんは設定資料集を抱えたまま歩く。

わたし「まーでも秋葉原だから変な目で見られないよね」
ゆうさん「そうですよ!」
わたし「これが他の街だったら『なにあの子…?』ってなるよ」
ゆうさん「なりますよできませんよーでも、ここなら大丈夫!」

確かにでも、本気で秋葉原の人間は我々をスルーしていく。
改めて、秋葉原ってすごいな。
(でもその後Twitterでどう考えてもゆうさんのことだろうと思しきツイートが。
 『秋葉原でめっちゃ大事そうにメルの画集持ってる女の子いた』て。笑)

アニメイトでゆうさんはカバー売り場に直行。
秋葉原アニメイトは前もちらっと書いてるけどわたしにとっては迷宮。
だから彼女がいてくれてよかった。



わたし「ねぇ、どれ?これ?」
ゆうさん「ちがいますこれは横に入れるから、たぶんこれ…」
わたし「あのすいませーん。この大きさってこれ入ります??」

店員さん「それならたぶんギリギリ…」
わたし「やった!これ出てるやつだけですか?もう在庫なし?」
店員さん「あ、探してきますよ!」

これは可愛い女子が隣にいたから優しいんだな、と思いつつ
(店員さんのゆうさんへの見る目が優しいもん)
秋葉原アニメイトって店員さんみんな優しいなぁと思ったり。
前、サイコパス設定資料集の時もよくしてくださったし。
ええ教育受けてはりますな、アニメイトの店員は。

そして無事2人ともカバーをゲット!
そして流れでお茶しようってことになってミスドでお茶。


RDG話、あと彼女の好きなマクロス、
そして今ハマりつつあるという薄桜鬼の話まで!
薄桜鬼はうるさいわよわたし!
薄桜鬼は斎藤さんが好きで、と言ったら、深行くんに似ている、と言われ、納得!
やっぱり好きな男の趣味が一緒だわゆうさん。
彼女とは合コンにはいけないわ(´д`)笑

計3時間ほど喋り倒し、さよならをして帰宅。

しかし…疲れました。ノー睡眠であの暑さ。
途中、ココ壱でメンチカツカレーを買って帰宅。
カレー食って、泥のように眠りました。

でも、楽しかったなー。
楽しかった!行ってよかったーー!!充実の日曜日でした(^ω^)


戦利品。
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秋葉原UDXで開催されてるP.A.WORKS展に行ってきました!

P.A.WORKSはRDGで一気に!!!
注目(今更…すいません勉強不足なもんで)した会社。
とにかく美しい世界観を生み出すし、
あと作画が最終話までまったく崩れないのも凄い。

会場では、『true tears』『花咲くいろは』『RDG-レッドデータガール-』
そして今大ハマリしている『有頂天家族』などなどの
P.A.WORKS作品の原画や参考資料やキャラクター設定画、
台本や出演者サイン入りポスターやパネルが展示されており、
思う存分じろじろ眺めて参りました。

でもって、本日(14日)はちょうど花いろ&RDGのキャラ原案をした
岸田メル先生のサイン会がありましてね。
RDG設定資料集を購入した人は先着でサインをしてくださるという。

RDGの設定資料集は本当に欲しくて欲しくてたまらなくて。
メル先生の設定画を先日ゲーマーズで見て、
あまりの美しさにあっけにとられてしまって、
(※参照記事→『2013年5月27日/RDGミュージアム@秋葉原ゲーマーズ』
どうしてもあの絵を手元に置いておきたくて、

※ちなみにこれとこれ。設定資料集からの抜粋。
 これが、この設定画がゲーマーズにパネルになって貼ってあったの。

本当に、一目惚れした…本当に。

だから発売するって聞いてもう嬉しくて速攻公式サイトで予約しようとしたら、
7月14日はサイン会があるって知って、
せっかく買うなら、サインしてもらいたい!!!
って思って、予約を我慢して秋葉原へ向かったというわけ。

わたしが初めて岸田メルを知ったのはたまたま見てたMAG・ネットで、
えらいイケメン(しかも喋りも上手い)がおるな…と思ったのが最初。

その後数々の奇行(褒め言葉)を拝見し、ああ、ただのイケメンじゃないんだ…
って思い直したんだけども。
(わたしの神聖な自慰ブログにあれらの画像は貼りたくないので
 気になる人は勝手にぐぐってください。
 杉田とのアレとか。てゆうかアレはメル先生もヤバいけど杉田もヤバい)

とはいえ、すべての作品を追ってるわけではないし、
アトリエシリーズは大好きだけど、
岸田メルがキャラデザやる以前のやつしかやってない。

要するには、わたしはホントにRDGで彼のファンになったわけです。
それゆえ、彼のファン層をわたしはよく知らない。
なので、正直、今回のサイン会、どのくらいの競争率かがわからない。

そこでTwitterの登場です。本当に最近のわたしの情報源はすべてTwitter。
検索していると、…徹夜してる人間を発見!
でも、全然数としてはいないっぽい。
秋葉原までは30分あれば着く。タクシーでも五千円札あれば十分だから、
しばらく様子を見つつ、人が集まり出したら向かおう、と決める。
5時ぐらいになって(始発組だね)チラホラ人が増えてきたようす。
これは、そろそろ行かねばならないか…!?とワタワタと身支度。

なんかね、サイコパスがマジでトラウマなのよ。
コミケのあの始発組で間に合わない人気っぷりを経験し、
その後小説の限定版を買いに行ったら、やっぱり人人人。
でもその時も、7時に行って30人目ぐらいだったから、
今回もそれぐらいで良いだろう、とは思ってたのね。

それにしてもあれだね、オタク活動もいろいろ、
なんとなく慣れてきたなって思うよね。

で、イケメンに会う(笑)ので、身支度にも若干時間がかかり、
結果、7時半に秋葉原着。
ホームからUDX前が見えるんだけど、おおっ??20人ぐらいいそうだな??
と、少し焦って駅を出る。


列の最後尾に居た少年に「これ何の列ですか?」って聞いたら、
めっちゃオドオドしながら「ぴ、PAの…」と言われた。
オタク活動しててしみじみ思うことなんだけど、
女子も男子も、疑問があっても誰かに聞くって殆どしないっぽいね。
わたしは間違って余計な手間を踏むのは嫌だし誰でも構わずさっさと聞くんだけど、
これはマジで2000%オタクにびっくりされる。

以前の仕事ではわかんないことは即聞いて解決しなければならなかったし、
(おかげで、プライベートでもビアガーデン行きたいね~、ってなったら、
 その次の瞬間、無言で2人とも各々都内のビアガーデンを検索し、
 片っ端から電話をかけまくって
「今から入れます?いつなら入れますか?」って聞きまくったりとか…)
だから逆にそんなオタクたちにわたしはびっくりですよ。
仕事とか、どうしてるんだろう。って思ってしまう。まぁ仕事は別か。苦笑

まぁそんなのはさておき。
先着200名だかそんなんだったから、これなら余裕だな、少し早すぎたか、
ちなみに女子はわたしだけのようだわ、やっぱり男子ファンが多いのかしら…
と思いつつドカッと座り、PSPを取り出す。

わたしは過去から学んでいる。
暇だからと言って携帯でTwitterを見ていたら充電がなくなるということを。
絶対にあとあとゲットした戦利品を写真に収めTwitterにあげたくなるんだから、
今から充電を消耗するわけにはいかない。
というわけで昨夜麻雀ゲームをアーカイブで600円で購入していたのです。
なんという用意周到さ!!

ひたすらに麻雀をしていると、可愛らしい女の子がわたしの後ろに。
そして、女子がいることにほっとした様子で、「これ…なんの列ですか?」と。
わたし「PAのですよ」
女子「え、あ、あの、岸田メル…?」
わたし「ああ、そうですそうです。たぶんだけど」
おお、このオタク男子の中、女子が来てくれてわたしは嬉しいよ!
それにしてもこの子がまた、メル先生の描く清楚っぽい女の子で。
平気でコンクリートの地面にドカッと座り、
ギャッツビーのシートで首やら腕やらを拭きまくりながら麻雀してる
茶髪のウェリントン眼鏡女(※化粧崩れを防ぐためすっぴん)のわたしは、
そりゃあオタク受けしないよなぁ、と彼女を見て思いました。


それにしても。
暑い。
とにかく暑い。
日焼けどめスプレーは一応持ってきていたけど、
帽子か日傘もないとしんどいぐらいに日差しがド正面から突き刺さる。
そんな中2時間ほど待機。
頑張ってるよね…わたし頑張ってる。でも本当に辛い。
めまいもしてくるし、まぁでもこれはわたしがパニックの気があるので
そのせいだろうな、とは思ってたんだけど、
あとあと考えたら普通に熱中症だったのかもしれない。おそろし!!
9時過ぎ、ようやくUDXが開いたので、みんなぞろぞろと中に入る。
そして会場前に警備員に並ばされるのでまたそこで待機。
涼しくなったけれど、今度は座れない。
立ってなきゃいけないんだって警備員曰く。
辛い…
なんか、わたしこの調子じゃ夏コミだめだな…って本気で思った。
冬は寒いからなんとかなったけど、夏はダメだわ…

>>つづく
秋葉原ゲーマーズでやっているRDGミュージアムに行ってきました!!
小さなスペースではあったのだけども、
岸田メル氏のキャラ設定画、原画、絵コンテ・アフレコ台本
あと、コミックの複製画などなど展示されておりました。


ほぼ撮影NGだったので唯一写真OKな泉水子と深行のパネルをぱしゃり。

一番度肝を抜かれたのが、岸田メル氏のキャラ設定画。
もう・・・・・・・・・・・・・・・びっくりするぐらいカッコよかった。
特に相楽親子の男前さったら、色気ったらない!!!

雪政は小説でも芸能人並のルックスと華やかさを持ってると描かれているけど、
あの絵ならほんとうに納得・・・
そんじょそこらの俳優よりきっとカッコいい。
たぶん見つめられたら妊娠するレベル。

そして深行くん!!!!!!!
・・・やべぇ。深行やべぇよ・・・・・・・・
深行も、とにかく男前であることは確かなのだけど、
あの深行くんは、本当に端正で、そして、色気が半端なかった。
やっぱりあの雪政の息子だわ・・・・
末恐ろしい。

あの設定画が手元に欲しい。
ブルーレイの1巻には荻原規子の書き下ろし小説と、
アニメ設定資料とインタビューが付くらしい。
どうしよう・・・・・どうしよう!!!
アニメのブルーレイってマジで高いよ。1巻7000円×8巻でしょ?正直キツい。
でも・・・欲しい・・・

ちなみにゲーマーズで今日までに予約すると、
展示されていたスタンディングパネルと、
その岸田メルの描いたキャラ設定画のパネルが抽選で当たるというので、
その場で延々悩む。
でも、相楽親子、特に、やっぱり、深行くんじゃないパネルが来てもなぁ・・・
(いや、他のキャラも美麗だったのだけれども)
ということで、一旦見送り。
だけどとても後ろ髪引かれる思いで帰ってきた。


せめて。
会場でグッズを買うと岸田メルサイン入り色紙がもらえるというので、
それはもらってきました。

テレビのOAはあと3分の1程、ニコニコ先行上映では残り1話。
「端折りすぎ!」と言う原作ファンさんの憤り、
そして一見さんは(やっぱり?)「話についてけない」、
という意見もあるようですが、わたしは原作未読でも全く問題なく、
(※原作は読んでいるけれども、アニメを追い越さないようにしている)
とにかく、面白いです。

サイコパスが終わってしまって、春から何を糧に生きていけばいいんだろう・・・
なんて思っていたけど、出会えるものだな。いい作品に。


RDG レッドデータガールにちょっとおかしいぐらいハマっております。
ここ最近毎日朝から晩まで深行くんカッコいい泉水子ちゃん可愛い深行くんカッコいい、
とちょっとキモいぐらい考えています。
夢中です。

とりあえず来週のOA待ちきれなくって先行で最新話9話まで一気見してしまいました。
どうしてわたしはいつもこう我慢が足らないんだろうね。
リアルタイムで見るのが一番わくわくするし楽しいんだけど…
でも先が気になりすぎて止められなかったの。
でもって、どんどんひきこまれてしまう。本当に面白い。



呆れるぐらいだよ。心奪われました。ほんとうに。




無学なので突き詰めた話はわからないけど、
でもわたしはやっぱり神道(日本の宗教文化)が好きなのだけど、
そういう神仏習合の日本の宗教観から見ても、
巫女、憑坐、山伏、忍者、陰陽師、といった関係性の描き方、
とても細やかで筋が通ってて、
そして山、川、もちろん神社等の神様がいる場所の空気を、
(原作者の)荻原先生は、直感的に感じとってらっしゃるのではと思えるような空気感。
それが物語にずっと漂っていて。
そういう空気を感じられる作品って初めてかもしれない。
気負って「神々とその周り」を描いているわけでは決してなく、
今流行りのパワースポットかぶれのような感じても決してなく、
「そこに神様がいる」空間が、とても自然に描かれている。

本来、日本はこういう宗教観なんだよ。
八百万の神々の国、それが日本。
今は科学も発達して、天災も病気も何もかも、どうして起こるか原因がわかってしまうから
神様も仏様も、わざわざ崇めて祀ろうなんて思わない。
神社もお寺も単なるイベントを行う場所もしくは観光名所になってしまっている。
でも、本当は木々に、空に、海に、畑に、神様というのはいる。
神様、と言うと違うのかもしれない、要するには人々の願いが形になった何かがある。
現代では、もはやそんなことを言っても「何言ってるの?」ってなってしまうけど。

だけど、この作品ではそんな本来の姿を感じることが出来る。
これ、とても大事な部分だと思う。



それを踏まえて広がる幻想的な世界観。
あくまでもこれはファンタジーなのだけど、きちんとした根幹設定があるから
全く違和感なく、その世界に入り込んで行ける。
この荻原規子さんの作品、他も読みたくなりました。でもってたぶん読む。



そして、キャラクターの心理描写も。



何もできない自分にコンプレックスを抱いていて、
それを変えたい、変わりたいって思う泉水子ちゃん(主人公)の気持ちから
物語はスタートする。



熊野の山奥の神社に暮らす泉水子ちゃんの前に突然、
「泉水子を一生守るという運命」を持った山伏の深行が現れる。




泉水子も深行も、最初は訳がわからない。
泉水子も「どうして自分なんかのために」、深行も「どうしてこんな女を」
と反発し合う。
でも、降りかかる出来事を前に、次第に「そうせざるを得ない」ようになっていく。

自分の運命は自分のものではないのだろうか、と悩む気持ち。
自分は何者なのか。
自分に出来ることはなんなのか。
自分は何をすべきなのか。

そういう悩みって、誰しもが抱いていることで、
ちょうど泉水子と深行くらいの年齢(思春期)には特にそんなことを考えたりして。




泉水子はずっと誰かに守られてきて、
仕方がないって色々最初から諦めていて、やろうとしない。
でもそうじゃいけないんだ、って変わろうとする。

深行も、見た目もカッコよくて頭も良くてスポーツも出来る人だけど、
泉水子ちゃんに出会って、何の力もない、何もできない自分に悩んで、
でもそんな自分に出来ることはなんだろう、何をすべきなのか、って考える。



彼らの目の前に立ちはだかる壁はあまりにも、あまりにも大きくて、
一人じゃ乗り越えられない、二人でも崩れ落ちてしまうかもしれない。
でもそれでも、支えあって進めば、道は開けるかもしれない。


一言で言えばファンタジーラブロマンス、なのかもしれないけど、
支えあうのは泉水子ちゃんと深行だけのことじゃなくて、誰しもに当てはまることで。
だからただのラブロマンスでもなく、
そういう人として、「生きていく」上での重たくて苦しい枷と、一筋の光を、
優しく力強く描いて魅せてくれる。




文庫6巻ぶんのストーリーを把握しきっていないし、
とりあえずアニメ最後まで見ないと感想としては言い切れない部分はあるから、
最後まで見たあとでまた自分の感想をまとめなきゃな、とは思うのだけど、
でもほんと良いお話だなって思うのです。


姫神が、彼女たちに「選択肢を与えている」ところが
あの話の救いというか重要なポイントでもあるのかな、と思っている。
みんな泉水子に「どうしたいのか」って選ばせてる。


でも、ふと考えれば自分も、不自由だ、息苦しいって思ってても、
結局したいようにやりたいようにやらせてくれる周りがいる。
それって凄くありがたいことだし。感謝しなきゃいけない。
だからこそ、毎日楽しく生きなきゃねって思ったり。


RDGは色んな気づきをくれるから好きです。


それにしてもこのアニメの雰囲気、演出、本当に素敵。
こんなに今RDGに夢中なのはやっぱり全て、このアニメに関わっている方が、
しっかりした素敵な映像をつくってくれているからこそ、
色々考えたりできているのだよね。
実写だとかアニメだとか括る気はないけどでも、
ここ最近ずっと、実写よりも、アニメーションの方が、
発見も楽しさもたくさんある気がするし、
だから、見てる。


音楽がね、また素晴らしいの!!!
わたしアニソン特有の、Eマイナーでビブラートがんがん、みたいなのホント苦手なのだけど、
この作品は音楽が素晴らしい。物語の雰囲気にこれ以上ないぐらい合っている。
OPの Annabelの「スモルワールドロップ」も、EDの伊藤真澄の「予感」も。

音楽は、やっぱり映像において本当に大きなもの。
このRDGを見ると余計に、
なんでもかんでも暗めの歌詞で、歌い上げる感じで、もしくは声優ソング、
な他の作品は、ほんとどうかと思ったりしてしまうよ。



しかし。

しかし本当にね。


やーーーーーーーー深行くんほんとカッコイイっす…

またOPの弓を引く深行くんがもうやっばいくらいカッコイイもんだから

(※コレ↑)
初っ端からドキドキが止まらない…!!
(弓を放ったあと錫杖が出る演出がまたカッコいい)

ちなみに声はキングダムハーツのロクサスの人。(内山昂輝さん)
だから余計カッコイイ。


でも、なんといっても泉水子ちゃんの可愛さたるや!!

かなわねぇ。ああかなわねぇよ!!!

2人のやりとりにもう心の底からキュンキュンしてしまいます。

はぁ…ほんと素敵な作品でございまする。


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はらいそ
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女性
自己紹介:


東京都出身。現在は都内某歓楽街の横にひっそり住んでます。
好きなものはメジャーカルチャーとサブカルチャーの狭間にたたずむもの。
偽善はきらい。そして散財家です。

ブログのタイトルはTHE BOOMのアルバムにも入っていない曲から。
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